何だか6月、7月は濃い目にバタバタと過ぎています。
レッスンに来る子達は夏休みに入ったようで
皆のびのびした感じです。
上達するのには勿論多くの経験や情報というのは
大切だと思いますが一途にやり続ける事も大切だと思います。
どんな地点からスタートしても最初はどんなに出鱈目でも
「あぁでもない、こうでもない」と
探っていけば段々と様になってきます。
「あぁでもない、こうでもない」と考えられることは
自分の中に一つのあるべき姿を持っているということです。
そこに到達するまではそのあるべき姿というのは
自分でも理解することはできませんが
今、感じている「・・・でない」を頼りに進んでいかれるといいと思います。
その中で外の世界と軋轢を生むこともあると思います。
それも大切なことだと思います。
争うことは目的ではありませんが抵抗感はとても大切です。
地面があるから歩けるし、水があるから泳げるようにです。
抵抗感のあるお陰で自分自身の中の可能性に目をむけることが出来ます。
内的なあるべき姿と抵抗感の間で闘争したり、逃走したり、停止してしまう事もあるかと思います。
そういった様々な事柄を通して「・・・でない」感覚を使いながら進んでいかれるといいと思います。
安易に理解したり、わかる必要は無いと思います。
「腑に落ちる」という言葉があります。
その言葉を経験してみましょう。
腑に落ちれば「・・・でない」から次の段階に進んでいくと思います。
望む、望まないに関わらず誰でもそういった抵抗の定点を生活の中に
持っていると思います。
それと「・・・でない」感覚をつかいながら探っていきましょう。