暑さも和らいで過ごしやすい時期になりました。

演奏も色々と分かって楽しくなって来る時期もあれば

人の上手さに気がついて自分に辟易したり

なんだか八方塞がりな感じがして

居直ってみたり、卑下してみたりしたくなるような

時もあります。

人の凄さが分かってゾッとできるとき

なんてのはやはり自分との比較があるわけです。

自分を同じ土俵に上げて考えている。

あこがれがあるから近づこうとするし

近づくほどに打ちのめされる

それはとても普通なことだと思う。

自分を土俵に上げて考えられる、ある意味の当事者意識は

とても大切なことです。

打ちのめされるほど人の凄さにゾッとできる分だけ

受け取る力が成長したということですから

そういう時はありがたく淡々とその自分の中に湧き上がる感覚を受け取っていきましょう。

まずは受け取って、しっかりと受け取っていくことが出来れば
アウトプットも自然と変わってくるようになってきます。

上手くなるってのはどれだけ世界の凄さにゾッとできるか

かもしれない。

居直ったりして鈍くなるのは勿体無い。

こういったストイックなことと

自分を守りたい自分の人情の中でゆれるのも当たり前です。

どちらも眺めながらたゆまず活動をしていきましょう。