学生たちは新年度のばたばたも落ち着いてきているようで
話を聞けば級長(学級委員・室長)を率先してやっている
子達も結構居て驚きます。
教室で見ている限りだと人前に出たがらなさそうだったり
そういった事に興味なさそうな
タイプかなと勝手に思っていましたが
クラスメートの前で話をしたり、全体がまとまるように
働きかけたりしているようです。
勝手に思い込むのは人間の性で、
それを受け入れるのは人情ですが
そういった思い込みを書き換えてくれる
事に出会えるのは嬉しいことです。
さてさて、楽器を弾くことや
音楽を奏でることには自分との問答が欠かせません。
自分の思い込みを何度も超えていくことによって
しなやかさや柔らかさ滑らかさを獲得することができます。
固くぶつかり合う事でのみ手ごたえを実感する時期や嗜好、段階もあります。
ただ柔らかく触れることで学習するのとは
その質に大きな差が出来てきます。
教室ではなるべく柔らかい方法を見つけて選んでいきたいと
思っています。
何故かといえばその方が驚きに満ちて愉しいからです。
柔らかい動きを身につけるには
様々な状況で課題などを通し自己観察を重ね
その方法を見つけていく事が必要です。
しかし、ただ神経を尖らせて躍起になっていても
なかなか分からないものです。
筋肉が柔らかく伸縮する動きを外から教える方法もありますので
気が向いた方は試してください。
文章力が乏しいので分かりづらいかもしれませんが
理解する努力をしていただければ幸いです。
・手を柔らかく構えます。(受け側)
・反対側の手で優しく押し下げます。
・受け側の手は力が抜けていれば筋肉の自然な伸縮により
反発し戻ります。
・ぶつからないように滑らかに押し下げるを
繰り返すとバスケットボールのように
手(手首)をドリブルすることが出来ます。
・受け側の手をドリブルにより生じる筋肉の自然な伸縮と
同調するように動かしてみます。
・こうして、力みや柔らかい動きに気付いていくことができます。
・手首だけでなくほかの関節でもドリブルすることが出来ます。
参考までに動画を取りましたご活用ください。(動画に解説音声はございません。
触れて触れられて初めてそこにある固さに気がつかされます。
気付くから刷新していくことができます。そこに可能性は満ちています。