レッスンの時に身体に関する話は
やはりギターなので手や腕の話しが多いのですが
足についても少し導入的に書いてみたいと思います。

私は裸足の感覚が好きです。
面白い事に裸足の時と靴を履いた時で足の運びや
動作に違いが出る事があります。
裸足の時の方が滑らかに足を運べます。
ですから靴を選ぶときはなるべく底の薄いものを買っています。
そういったものの中でより柔らかくて地面の感触を感じられるものが好きです。
左右の指の締め付けもないものが好きです。

また足そのものを柔らかく保ち、
備わっている機能を発揮するように拵えていく事は
大切だと思っています。

AIでの生成も含め様々な音楽の生み出し方があります。
そういった事から音楽の価値や良し悪しに身体性は関係がないと言えます。
しかし人には生身を機能させたいという欲求があると思います。
楽器を奏でたいというのはそういった事かもしれません。

自分の足は機能していますか
合わない誰かの靴を履いてませんか
自分の靴を見つけて歩いていきましょう
そこに至る事が大切な出発点だと思っています。

「触れる」ことが一人一人の世界を作っています。
機能させていきましょう。そこには大きな可能性が秘められています。