春を感じられる今日この頃。
寒さも緩んでよく寝られます。
どんな時でもよく寝られますが
丸まって寝るより伸びやかに寝られる方が好きです。
ギターやベースの練習やレッスンで一番時間を使うのは
右手のピッキング、左手の押さえ方、両手の連携です。
これはジャンル問わず大切なことです。
弾いていて気持ちがいいピッキング
聴いていて気持ちがいいピッッキングが
出来るようになるとやはり楽しくなりますし
弾けるフレーズ・曲も増えてきます。
歌で言えば発声と同じですね。
ジャンルごとにピッキングは少し違ってきます。
別の言い方をするとピッキンが変わるとジャンルが
変わるという言い方も出来るかもしれません。
これもジャンルと歌い方の関係と似ていますね。
今、自分が興味を持てる一つのジャンルや一つのやり方を追求するのもいいですし
多方面に向かえる身体的な器用さを養っていくのも楽しいことです。
レッスンに来られて割と早い段階で
こういったことが気になる方もいらしゃいます。
分かるだけに大変ですが
そういう自己や他者に向ける観察力は大きな財産だと思います。
出来ることを増やしつつ常にその観点を忘れなければ
必ず出来るようになっていきますので時間をかけること、
かけられることが贅沢な楽しみだと思ってやり続けていただけたらと思います。
観察して、実行しての先に理解がやってきます。
しっかりと観察して「あぁでもない、こうでもない」
と試していけば次第に確かな感触が現れてきます。
僕もそうやってきました。
見られる時にしっかりと観察。
そうすれば自ずと理解に到達します。
長々と書きましたが普段のレッスンで
皆さんがしっかりと観察してくださっているので
基本的には安心をしています。
観察したことによって自身の内に種が蒔かれ
それぞれに丁度いいタイミングで芽吹きます。
「蒔」っていう漢字もいいですね。
種蒔きも芽吹きもそれぞれ適切なタイミングで起こります。