先日の日曜交流会の中心話題でもありましたが
楽器の持ち方や構え方は演奏の可能性を広げる上で重要です。
ちょっとした持ち方の違いでも音は随分変わります。
音は身体性の現れというように考える事ができます。
構造に従って効率のいいフォームで演奏していく事が大切です。
しかし最初からいいフォームで持てるかというと
残念ですがそういうわけにはいかない事が大半です。
ある程度、楽器に慣れて
最初に覚えたフォームの限界まで弾けるようにして
その感覚などを基準にしながら修正していくことになります。
先に書きましたように音とフォームは密接な関係がありますので
音楽的に成長していく内のかなりの割合は
いいフォームを見つけていくことになります。
構え方、ピックの使い方にもちゃんと
構造に沿った理屈がありますので
ある意味誰でも身につける事が出来る技術でもあります。
ある程度弾けて伸び悩んでもそこが才能とやらの限界ではなく
一つ一つのことを検証していく次の段階のスタートに来れただけですので
まだまだ、もっと楽しめます。
安心して探求していきましょう。
音楽や人々の交流を楽しむのは勿論ですが
楽器の演奏を通して皆様の身体に備わった可能性を
理解していただくきっかけになればと思います。