人には隠れられる場所が必要だって、
自分を思いっきり出すには隠れなきゃいけない。
昔の若者にとっては車は引きこもるに最良の場所だったかもしれない。
車は隠れ家で好きな音楽を聴いたり出かけたり
ごく親しい人と語り合ったり。
僕もいつも車の中で大きな音で音楽を聴いたり
歌ったり、楽器の練習をしていた。
何か知りたいことがあれば車で出かけていった。
あちこち出かけたけど
車に引きこもりたくて走らせていたのかだと思う。
その前は自宅や電車でのヘッドホンの中の音楽だったかな。
本の中だったり。
夢中で自分の音に閉じこもって練習した。
社会人になるころにはインターネットも普及して
様々な人とつながったり、情報に触れたり、発信したり
音楽もPCで聴くことが増えた。
大事なものはpcの中に納まった。
その次はスマホだ。
恐らく僕以外にもこういう人は多いと思う。
時代によって変わるけど
いつも隠れ家みたいな自分の空間を持っている。
いつもそこには音楽がある、静寂も含めてね。
音楽はいつも個人的なものだ。
個人的なものだからものだからこそ
共有したり共感できることがとても嬉しかったりする。
教室が今の僕の隠れ家。
多分、来ている人たちにっとっても隠れ家でもあるようだ。
皆、伸び伸びしている。
嬉しいが一つ困ったことは隠れ家は大切な秘密なので
誰もうかつに宣伝してくれない。