明けましておめでとうございます。

昨年も日々のレッスンは勿論、出会い、しばしの別れ
様々な創作やイベント等どれも、どの日も予想や予測を
超えていました。
本年もまた予測のつかない一年を過ごして行きたいと思います。

私も人ですから当然未来予測をしたり、計画を立てたり。
すでに決まっている物事に対して何らかの段取りを考えます。
予測や計画を立てるにはその時点で分かっている事から始まります。
しかし、大概はその時点では見えていない物の方が多くあります。
見えているものを手掛かりにしながら見えてない物に
気づいていくそういった事で当初の予測を超えていけると
思います。

知っていることを呼び水として知らない事に進んでいく。
何かをしていくとはそういう事かなと思います。
教室として大切にしていきたいのは規模や様々な数値の増大ではなく
そういった行為を繰り返していく事かと思います。
昨年の規模や数値を指針として成長を測るよりは今見ている
予測を超えていく事で成長を測っていきたいともいます。

理念やありたい姿、為すべきことを見据えながら
見えてない物を発見して予測のつかない出来事に出会っていきたいと
思います。
そうやって模索出来る機会が本年も与えられ
当たり前にスタートできることに感謝いたします。


上の画像は年賀状用に書いたイラストの原画写真です。
何故か自然と教室のマスコットとして定着したネズミ君が
牛をひょいと持ち上げてます。
ふとこの形が見えて下絵を一気に描き上げて、
何度か修正して出来上がったイラストです。
このイラストをどのように見るかは皆様の自由です。
私自身差し出した方々一人一人に向け違う思いが宿っているかもしれません。

見立ての一つとしましては
世の中重いもの軽いもの色々ありますが
重い軽いは自分次第です。
重く思えるものでもこの様にスッと軽く扱えるかもしれません。

重いものは軽やかに扱う事が大切です。
軽やかに扱えるためには最初から軽やかに扱わなければなりません。
軽んじて扱うわけではありません。
重くなってはいけません。
重く扱われてもその重さを貰ってはいけません。
重さは自ら見出すものです。見出した重さが自分かもしれません。

本年も軽やかに奏でて参りましょう。